INDIRECT関数を行列で組合せ

INDIRECT関数を2個組み合わせて、表の行方向・列方向の接点を求める方法
Excelの関数で、HLOOKUPやVLOOKUPをよく使用します。 この2つの関数の合わせ技のような感じで、 列の値と行の値の2条件がマッチする値を取得させたい場合、 どのようにすればよいでしょうか。 どうぞよろしくお願い致します。 ※質問の意味がわかりにくいかもしれないので、コメント欄も活用ください。
にコメントで回答した内容の説明です。
下図のように上下ふたつの表があり、下の表では上の表から列の値と行の値の2条件がマッチする
値を取得したい場合の方法です。
解答例にあるように、MATCH関数、INDEX関数を組み合わせて使うのが、最初に思いつく方法です。
けれど、INDIRECT関数2個を使い行方向・列方向で交差させると、その値が求められることを
知らない人が多いので、掲載します。


B1:H12を選択し、「挿入」→「名前」→「追加」 上端行に チェックを入れ「OK」をクリック
A2:H12を選択し、「挿入」→「名前」→「追加」 左端行に チェックを入れ「OK」をクリック
これで、あ、い、う...とか、A,B,C...の名前が付きます。
(EXCEL2007では「数式」の「選択範囲から作成」でできます。)

B18 =INDIRECT(B$17) INDIRECT($A18)  とすると、(INDIRECT関数間に半角スペース)
B17セルで指定されたの列とA18セルで指定されたのGの行が、上の表で交差する値:E8セルの10 が表示されます。
あとは、右や下に式をコピーすれば表示されると思います。


INDIRECT関数の使用方法としては、

などの事例で紹介されることが多いともいます。


このように、INDIRECT関数2個を組み合わせても使えます。

11月7日追記)
ちょうど良い説明を見つけたので、ご紹介 半角スペースは「参照演算子」のひとつだそうです。
共通範囲の参照で上で行ったことの仕組みが解説されています。
この参照演算子の説明の最後にあるSum関数の使い方もおもしろいですね。